- なあひんぎら 妻(とぅじ)ぬゆんたく かしまさぬ
- 美童(みやらび)ぬ 家(やあ)がる犬(いん)や まんどおる
- 思無蔵(うみんぞ)や 受き取(とぅ)いんさん 我が情(なさき)
- 汝(やあ)みとお 今日(ちゅう)までぃやさ なあ成らん
- 鏡見(かがんん)ち 生面笑(なまじらわれ)えし あんまあや
- うんじょお 幾けん訪(たじ)にてぃん いち逢あららん
- あんまあよ あんしとぅるばてぃ 何(ぬう)ぬしわが
- やな童(わらび)え じかじんちかな 後(あと)お泣ち
- 汝とぅ我(わん) 小(くう)さいにいからぬ くびちり友(どぅし)
- いったあ二人(たい) じょういあたらん 犬とぅ猫(まやあ)
- かざあ童 ありましくりまし 親使てぃ
- 泣ちぶさあ あんまあ追(う)うゆんち そう脱(ぬ)ぎてぃ
- まるひっちい 外(ふか)んじふり遊(あし)び やな童
- ふがり者(むん) 食(か)みむん前(めえ)なち 目(みい)やとぅざ
- あきさみよ 違てえ居(う)らに 汝(やあ)ちぶお
- 親(うや)ぬ情(なさき)たるがきみそんな 歳(とぅし)でむぬ
- あぬ主(すう)や 銭無(じんね)えんなち どぅまんぎぃてぃ
- 腸(わた)ぬ満(みい) 酒飲(さきぬ)まさってぃ 歩っち
- 酒代(さきでえ)ん さんみんならん ゐいぐりやあ
- ゆうしよう かに外(は)んでぃねえ 三(みい)ちなやあ
- 野遊(もうあし)び 必(かんな)じ行ちゅんち 親とぅおおてぃ
- うぬにっか 歩ちゅみっさ やな酒喰(さきくぇ)え
- あぬっ人お 何ん成らん筈(はじ) だるうでむぬ
- くなばいねえ 夫婦(みいとぅんだ)ねえし いったあ二人
- 聞(ち)からんち 耳糞(みみくす)くじてぃ 御主前(うしゅめえ)や
- 比びてぃん 誰(たあ)が誰やら 二(た)ちゅうや
- あぬ童え わっとぅかさってぃ とぅい外(はん)ち
- 髭小剃(ひじぐゎあす)てぃ 前男(めえゐきが)成たるむん 今(なま)ぬまどぅお
- 意地(いじ)ゃあや ちゃあ負きらぐとぅ 顎(かくじ)ねえてぃ
- 男から 受き取たる情 しょうべえむん
- 夫持たんでえ ゆうちらん無えん 前女
- 恩納(うんな)なびい 森押(むいう)し退(ぬ)きゆんち 袖(すでぃ)かなぎてぃ
- あば小(ぐゎあ)や 夫逃(うとぅひ)んがち 家わいし
- 着替(ちいげえ)えら やがてぃ思里(うみさとぅ) みぐてぃ来(ちゅ)ぅうん
- まるけえてえ みぐてぃ来(く)うよう 親ぬ家(やあ)
- 妻子(とぅじっくゎ)かい 如何(ちゃあ)し食(か)ますが ゆらし者(むん)
- ゆれえ籤 当たい外じゃきてぃ 酒ひっかし
- あば小や 夫持(うとぅむ)ち話に うっ噤(ちぐ)でぃ
- うんじゅくる とぅめえてぃいもり うんじゅが妻
- ありがまし くりがましすな むるうっちかっち
- うんじゅお うんたしゃさっていん 悟(さとぅ)いいんさな
- 夜半詣(やはんめえ) 男ぬ屋門(やあぞう)に うっちきてぃ
- やまちりてぃ 胆(ちむ)んとぅやあさらん 我妻え
- しっぱ者 かまじし喰いねえ 誰が好(し)ちゅが
- さま女 賺(しか)しゆさな 酔(ゐ)っちゃあや
- 夫婦二人 かましかしりわる 長命(ちょおみい)する
- 女知らん 学なかいすうでぃ 学触(がくぶ)りてぃ
- あんまあ乳(ちい) 赤ん子産(ぐゎな)ちゃれえ はっちゃてぃてい
- まかねえん 腹五分なてぃる 丈低(たきひく)う
- 腹分(はらわ)かいん いぬ兄弟(ちょおでえ)やさ 種一(さにてぃい)ち
- 元びれえ はっちゃかいねえ ゐいばちこう
- ひっちい畑(ばる) じゅんにうたてぃ ふしがらん
- ひれえ事(ぐとぅ)お 酒ん飲みわる じゅんにやる
- 掃(ほう)ちかち だてんならんてぃん 済みるする
- なあ大事 家とぅめえらんでえ うぬにっか
- 貧相(ふぃんすう)ん 何(ぬ)が人並(ちゅなみ)どぅやる 恥じかさみ
- いちゃんだむん 使(ちか)てぃん捨(し)てぃてぃん 我勝手(わあかってぃ)
- 現(なま)ぬ人お うが近(ちちゃ)までぃん 車乗(ぬ)てぃ
- 彼(あり)が子あ 何時(いち)まあうとおてぃ けえまあちゃが
- 戦(いくさ)んじ 射(い)りくじらってぃる けえまあち
- 語てぃ呉(く)ぃり まあんじ習ゆが うちなあぐち
- 車棒 何恨(ぬううら)で叩ちゅる 豆(まあみ)ぬ皮(かあ)
- 野遊(もうあし)び 夕間暮(ゆまんぐぃい)どぅ待ちゅる 夏太陽(なちてぃいだ)
- 眠(にい)ぶいしん 酒(さき)どぅいみゆる 遊ばあや
- 銭(じん)当たてぃ 銭だありする 貧相者(ふぃんすうむん)
- 頭(ちぶる)掻ち 風(かじ)ぬ吹ちいねえ いりち飛でぃ
- 花ぬ島あ 目無(みんな)い坊主(ぼうじ)ぬ 立っちゅんでぃ
- あびいねえ 舌(しば)噛ん切(ち)ちゆさ オランダぐち
- ミミジがる 英語書ちいねえ 上手やる
- 糞(くす)まてぃん 老耄(ろうま)しいねえ 尻(ちび)ん拭かん
- あまん世(ゆ) 神に守(まむ)らり 自由ぬ世
- んかし世 按司(あじ)とぅ城(ぐしく)に かきらり
- 唐(とぅう)ぬ世 唐ぬ御取(うとぅ)い持ち 銭だあり
- 大和世 薩摩ぬ妾に 成い下がてぃ
- アメリカ世 地畑女までぃ 取らりやい
- うちなあや 今からまあんかい 行ちゅがやあ
- 何時(いち)ぬ世ん ちゃあくなあさり 沖縄や
- わあちちぬ 出来(でぃき)らな今日や 家籠(やあぐま)い
- 時計ぬ針(はあい) 早(ふぇえ)く行ち欲(ぶ)さし 指(いび)し回(まあ)ち
- 髭剃(ふぃじ)いんち にくんかかじてぃ 血(ちい)ごうごう
- 四日(ゆっか)ぬ日(ふぃい) ちゃんちゃん小(ぐゎあ)持(む)っち ハーリーかい
- 赤がんたあ 昔(んかし)えアメリカ 今あ流行(はやり)
- 赤がんたあ 昔きじむなあ 今若者(なまわかむん)
- 古金掘(ふるがにふ)当てぃ くりえ我物(わあむん)ち うんでえかあ
- 米(めえ)や各々(めえめえ) おかずおゆらてぃ 汁や無汁(んなしる)
- 布織(ぬぬう)っちち 美童達(みやらびたあ)や 浜遊び
- 突(ち)ち当てぃらり しぴりてぃ乗(ぬ)ららん 我車(わあくるま)
- やんでぃ車 直(のお)する毎(かじ) 出費事(しっちいぐとぅ)
- 遊び所(どぅくる) 昔野浜 今舞台
- 元祖事(ぐゎんすぐとぅ)お ちゃあ長男(ちゃくし)がる かむとおる
- 戦ばんじ 食(か)みぶらありし 鳥(とぅい)ぬ目なてぃ
- 沖縄人(うちなあんちゅ)お しんださってぃん しぬじっち
- 心労(しんるう)ぬ 強(つう)さがあたらあ 神魔(しんま)なてぃ
- 閉(し)まりえ しぬん入りやあい 念入(にんい)りてぃ
- ふぃれえぐとぅお 遠間柄(とぅうまがら)やか 隣近所(とぅないちんじゅ)
- 聡明(すうみい)ぬ 主(すう)考えがる 総(すう)考え
- 雨降いや 家ぐまいさあい ちゃあ寝んじ
- ひるまさぬ ちゃっさ寝んてぃん 足らんむん
- 雨中や 歩っかし苦さぬ やな車
- 雨後(あみあとぅ)や 新北風(みいにし)がやら ふぃいくなてぃ
- 肝心 近さ遠さん 無やびらん
- 夏終わてぃ まあかい行ちゅが 浜娘(はまわらび)
- 婆前(はあめえ)よ パソコン向かてぃ ぬうそうが
- くぬテレビ ちゃあし点(ち)きゆが 叩ちんだ
- 一大事(いちでえじ)今ぬ年寄(とぅすい)や 何がすら
- 那覇祭い 行(ん)じん済(し)むしが 人(ちゅ)ぬまんでぃ
- まぎ花火 ボンみかちいや たましぬぎて
- 我車 停みららん停みし かちみらってぃ
- ちゅらかあぎ 必(かんな)じ まぎ犬(いん) 添うてぃ歩っち
- 目覚ましぬ 鳴てぃ 後(あとぅ)10分 寝(に)んだりゆん
- 茶一(ちゃあてぃい)ち 入りゆさんしが 社長なてぃ
- ふぃいざあ(山羊)や 米(めえ)が欲しゃらあ メエメエし
- いったあ牛 芋(んむ)食(か)み欲しゃぬ ンモうンモうし
- あったあ馬(んま) 屁(ひ)ひゆんちがやら ヒヒンでぃち
- 新(みい)入り歯 外(は)んちゃい、しぎたい すびになてぃ
- ううじ畑(ばる)なあだ咲かさに 真白花(ましらばな)
- 色黒(いるくるう)ん 日傘差ち歩ち あんまあ達
- やくみいや 若返えゆんち 髭(ひじ)まあち
- まあちゃる髭 むる白髪(しらぎ)なてぃ 剃てぃ捨てぃ
- レジ前に 並ぶしくしし ゆくん後
- トービーラ 見(ん)ちどぅまんぐぃてぃ 今童
- トービーラ 今日(きゆ)ぬゆかる日に 殺すんち
- トービーラ 棒しすぐゆんち 道具割い
- 鏡(かがん)見ち いちゃんだ笑え あんぐぁあや
- 食(か)みがな カロリー計算(さんみん)あんまあや
- 御主前や むぬむるうさがてぃ あたらさし
- 蟻(あいこ)や ちゃっさん食(か)まんさ うさがらせえ
- 蝿小(へえぐぁあ)や くぁっちいさびらでぃ 手押(てぃう)さあち
- 甲子園や まじむんぬ居(う)んでぃ じゅんにやさ
- ちゃがなたら 松井ぬ居らんでえ ヤンキース
- しいばいん にじらんでならに 延長戦
- ちけえ無ん 親ぬ心配(しわ)事 むるいぬむん
- 家んじえ子 外(ふか)うとおてえ むる大人(うふっちゅ)
- 外出(ふかん)じゃち 旅に出じゃしば ゆくん大人
- コーヒーや 熱さふぃずらさ 有てぃ構(かま)ん
- 何でぃち ふぃずる茶飲ます 今ぬ浮世(うちゆ)
- チンさあい むぬゆすがゆる 忙(いちゅ)なし世
- 太陽加那志(てぃだがなし)近頃弱てぃ 涼(しだ)くなてぃ
- 天川(てぃんがあら) どぅく溢(あ)んでぃてぃる 流り星
- 月眺み 我乳うさがゆる 夫加那志(うとぅがなし)
- ホケキョ(法華経?)んち 深山(みやま)うぐいす 寂さる筈(はじ)
- うなじゃらが 赤面ないや青白(おうじるう)なてぃ
- 目糞取てぃ歌うたゆんちけえゆたてぃ
- 台風までぃ いぬ道廻(みぐ)てぃ異常気象
- 何とぅめてぃ 廻てぃ歩っちゅが 18号(台風)
- うちなあんオーロラ見しり太陽加那志
- 五枚分 アイロンかきてぃ赴任先
- 後一枚 着らりゆるシャツ月曜日
- 電話鳴てぃ妻がやらんち急じ取てぃ
- 夜ぬ暮りば家に帰えい欲しゃぬ空港に行じ
- まるけえてぃ雨ぬ降たれえ やなふみち
- 近頃や うふわた女ん 見らんなてぃ
- かま早くお むるかさぎん女(ちゅ)やたしがる
- 雨後や 又んあちくなてぃ サンサナー
- ゆんたくぬうちなあぐちし なれえしむん
- 字余りや 上手(じょうじ)やしが 舌足らん
- 今ぬぐとぅ はねえかちいか(な)うちなぐち
- レストランじぇ ダイエットや中止 あんぐぁ達
- 内緒話 すしが楽しみ あんまあ達
- 国会選挙 何(ぬ)ゆたるがきてぃ 入札(いりふだ)す
- 入札や ゆうちらん無んでぃ 言みそんな
- うちなあゆ 思がなさする人に 入札(いりふだ)す
- 駐車場 あった雨(あみ)ぬ振やい 泥(どぅる)ぶったあ
- 投票所 管理人びけん 誰(た)ん居らん
- 裁判官 ○×びけん △や無らに
- 秋(あち)ぬ空(すら)暑(あち)さ寒(ふぃい)さん ちがあるう
- 夢(いみ)がやら やな事(くとぅ)まんでぃ 今(なま)ぬ世(ゆ)
- あんまさぬ 寝(に)んてぃる居(う)たる くちゃうとてぃ
- かしまさぬ 夜長(ゆなが)とぅあびゆる くり猫(まやあ)
- 天井んじ ケケケんち笑てぃ やあるう(ヤモリ)や
- ふり遊びや まどぅまどぅるする いちゅなさぬ
- 今(なま)ちきてぃ ボーナスんあみ うれえまさ
- ボーナスや 上積みならな 年(とぅし)ぬ夜(ゆる)
- 薄葉(スーチチバー)白花咲かち 冬支度
- ボーナスや 今ん有んでぃさ 死語あらん
- いりかまん 事(くとぅ)し、忙(いちゅ)なさぬ 今どぅ来ぅる
- 年末(にんしい)や 酒飲み欲しゃぬ 涎(ゆだい)そうそう
- たんきらな 酒ぬ薬やれ ましやしが
- 人(ちゅ)たるむん 年に追(うわ)あってぃ ぱったらげ
- 師走(しわす)や 皺ぬ増(うわあ)ちどぅ しわすんど
- やしが今 霜月どぅやる 慌てぃるな
- 今ぬ人(ちゅ)や継(ち)じゃあ接(は)じゃあんファッションでぃち
- 赤がんた 昔キジムン 今ファッション
- やな髭小(ひじぐぁあ)昔ふりむん 今流行
- 長えさなてぃ ちぶるんとぅるでぃ 書ちかんてぃ
- 年末(にんしい)や むるシィマとぅめてぃ 嬉さぎさ
- 師走や 忙(いちゅ)なさぬうっぴ 時ん過じ
- んかし歌 聴きば聴くふどぅ 若返てぃ
- デパートぬ サンタ見してぃん 信じらん子
- うちなぐちや 知らん人とぅん ゆんたくし
- 三十年振り いちゃたるどぅしぬ あながちさ
- 昨日や にっかまでぃ飲でぃ ちぶる病ん
- くぬゆちゃや たんきみそうり 深酒や
- 駐車料 歩っかすしやかん 高あたい
- ジュウロクニチ がちまいしいがる 行ちゃびたる
- 姉(あばあ)や 仏壇向かてぃ ユタむにい
- ジュウルクチニ 打ち紙(かび)御香(うこう) むる忘り
- ふぃいさてぃん いぬぐとぅ咲ちゅさ 庭(な)ぬ桜
- ううじ葉(ばあ) かさがってぃ今どぅ まあさぎさ
- あんすかな 雨(あみ)ぬ降てぃんダムや 水(みじ)不足(ぶすく)
- キャンプ地や ふぃいさやかん 雨ぬしわ
- 前がんた 坊主にさってぃ やまちりてぃ
- そう入っち 親ぬとぅんじゃく 女子(ぃいなぐんぐぁ)
- パッチ着やい 息(いち)ん白(しる)さぬ 鼻たらち
- ぬくばあってぃ パッチ着(ち)いねえ いいごおさぬ
- からじ掻ち イリチぬ降ゆさ 雪(ゆち)ぬぐとぅ
- 霧(ちり)ぬ立ち 雲(くむ)に昇(ぬぶ)たる 心持(くくるむ)ち
- 太陽加那志 霧ぬ中んじえ 赤団子(だあぐ)
- ぐなランプ 消(ち)ゃすし忘やい バッテリー死じ
- 風強(かぞう)さぬ ながに骨までぃ ふぃずるなてぃ
- 北風(にしかじ)よ 寂さるあるい 缶転ばち
- 糞喰えひゃ かくじ外んでぃるか 鼻ひやい
- 二千円 にせ円やんちどぅ 使らんな
- 二千円 何ぬひるまさが あたらさし
- 二千円 くりどぅいいさく う年玉
- イブぬ夜 何がそう抜(ぬ)ぎてぃ デイトする
- クリスマス キリスト拝(うが)む うぬ日びけん
- いぬっ人(ちゅ)ぬ 寺神社拝でぃ 七日後(なぬかあとぅ)
- 携帯とぅ ゆんたくひんたく 今ぬ人や
- いちゃんだん わじてぃちゃあすが 携帯とぅ
- 携帯や うふあびいさってぃ 肝苦(ちむぐり)さ
- 餅(むうちい)ぬ かばし今日や あまんくまん
- 年ぬ夜 思(うび)出(ん)じゃすしぬ いきらさよ
- いい年ゆ 迎えてぃたぼり 又やあん
- きゆぬ太陽(でぃだ) 柔々(やふぁやふぁ)とぅ照やい 肝嬉(ちむうり)さ
- あきま年 世界平和ゆ 願(にが)やびら
- 子孫(くゎんまが)ゆ 思がなさすりば 平和なゆさ
- すすいかち 去年(くず)しゆさな 今どぅする
- 年賀状 来(ち)から出(ん)じゃする 癖ぬ付ち
- アケボノよ かんなじサップとぅ すわどぅやみ
- 幸子羽 開かな紅白 はねえかん
- たんめえぬ 思犬あわり 年取ぅやい
- くぁっちいや 正月んなんず 変わらんや
- 温暖化 眠(にん)とおたる ばい菌起くち
- 水不足 やがてぃ砂漠に ないがすら
- マッカーサーん 自衛隊派遣 マサカとぅ思(む)てぃ
- 十日なてぃん お年玉いみらり オレオレから
- 眠(にん)だりみ 夕(ゆ)びぬ大雨(うふあみ) ちゃあ降いし
- ふぃら道ゆ 滝(たち)ぬ如(ぐとぅ)流り 雨水(あまみじ)や
- 昔(んかし)から 夜雨(ゆるあみ)ぬ年や ゆがふ年
- 申とぅ人 いぬ種(さに)でむぬ 今年人年
- してぃみてぃや どぅくふぃいさぬ 鼻かたまてぃ
- ぬくばあゆる 昼ぬあたいどぅ いいさくやる
- 成人式 たった童なゆる 人ん居い
- うちなあぬ 正月んやがてぃ 待ちかんてぃ
- バイク音 郵便がやらんち 見い見いし
- 戻(むどぅ)てぃ来(ち)ゃる 年賀状見(ん)ち ちるだいし
- 五七五や あび言葉なてぃ 習え易っさん
- 何(ぬ)がぬんち ゆくん寒(ふぃい)さぬ 日長なてぃん
- 昔事(んかしぐとぅ)や 覚(うび)てぃ今先(なまさち)事や さら忘(わし)り
- パンクさる タイヤしぎ直(お)ち けえうたてぃ
- 女(いなぐ)ん子 試験うちなち うみなあく
- 白毛(しらぎ)抜じ ごうぐちしから 道に捨てぃ
- なんくるし 出(ん)じたる耳糞(みみくす) あたらさし
- 目眉(みいまゆ)ぬ ちなじん幽霊(ゆうりい) 見らんしが
- 玉城(たまぐすく) 慶良間(きらま)ぬ見ゆる 喫茶店
- ふぃずい小 ふぃいさ曲がいし 家籠まい
- 山原(やんばる)や あられぬ降やい 三が日
- 車までぃ ふぃいさがあら 煙(きぶし)ふかち
- 今(なま)どぅやる 戦(ダイエット)前ぬ うふ食(か)み
- 火星や 誰(た)ん居らんしが しからあさぬ
- 二号機ん かしいしが来(ち)ゃんど 火星(かしい)んかい
- 宇宙予算 何やあたらさが 地球(じち)とぅ火星(ふし)
- 松井ん マギーとぅグナーぬ 居んでぃがら
- ましやる筈 自(どぅう)一人(ちゅい)し映画 見(ん)だりゆい
- ジェットコースタ とぅ思てぃ乗たる ゆいレール
- モノレール 客(ちゃく)ぬひなやあい 指(いび)ざんみん
- 駐車場ん ありわる乗らりいる ゆいレール
- サギんでぃせ 白鳥やあらん 人どぅやんでぃ
- キャンプんでぃせ 米軍やあらん プロ野球
- 羨(うれえ)まさ 肝若さあてぃる 映画好ち
- 21世紀 あんすかまでぃん 世ぬ違てぃ
- 人類や 年取い強(づう)さぬ カニはんでぃてぃ
- 荷かやあち ながに骨やまち ひっちいゆくい
- ひいさてぃん いぬぐとぅ咲ちぉおさ 庭(な)ぬ桜
- ううじ葉(ばあ)かさがってぃ今どぅ まあさぎさ
- あんすかな 雨(あみ)ぬ降てぃんダムや 水(みじ)不足(ぶすく)
- キャンプ地や ふぃいさやかん 雨ぬしわ
- バサナイ(バナナ)や 色黒くなてぃる まあさある
- みやらびや 色白さあてぃる まあさある
- 温(ぬく)ばあてぃ 夜や美やらびぬ 夢(いみ)見(ん)だな
- 三味線ぬ 習てぃちゃあきや 聞かし欲しゃ
- 帽子や ごるびったいしどぅ 飛ばさりる
- 古ズボン かちみてぃ歩ちゅる 紐切りてぃ
- 熱茶碗 触いしとぅまじゅん たっ返らち
- 携帯や ぐそう人ぬ声ん 聞かりゆみ
- 昼雨(ひるあみ)や なあしむしがる 23月(にさんぐぁち)
- 虹柱 立ちゅるとぅくるに 急じ行じ
- 前がんた 油なしやい 女ぬ家
- ライブドア 生まり早さる あたがやあ
- 昔ん人(ちゅ) じかじん聞かな どぅまんぎぃてぃ
- 髭(ひじ)すりば ダビンチぬ面や モナリザど
- マグレアぬ マリアやイェスぬ 妻がやたら
- 晩餐ぬ 絵(かた)見ちるあきよ 驚(うどぅる)ちゅる
- 方言や うちなあぬ歴史 うち変えてぃ
- 棒表記 うちなあぐちや 泣ちあびてぃ
- 新北風に 枯葉かながなとぅ 連り廻てぃ
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- もう避難しよう妻のおしゃべり煩くて
- 乙女の家にかぎって犬多く
- 恋人は受取もしない私の贈り物
- お前とは今日までさやっていけない
- 鏡見て薄笑いする母かな
- あなたは幾度訪ねど逢えない
- お母さんそんなに黙って何の心配か
- 悪い子は言う事も聞かず後は泣き
- 君と僕は竹馬の友
- 君等ふたり絶対合わん犬猿の仲
- 駄々子あれが良いこれが良いと親使い
- 泣き虫は母追うと胆潰し
- 一日中外で遊び惚けて悪い子は
- 飢えた者食べ物を前に目を鋭く
- あれまあ狂ってないか君の頭
- 親の愛情頼りにするな歳だもの
- あのおじさんお金を無くしパニクッて
- 腹いっぱい酒を飲まされ歩きかね
- 酒代も勘定できない酔っ払い
- 気をつけよぼけたら三才児
- 野遊びへ必ず行くと親と喧嘩して
- こんな遅くまで遊ぶのかこの飲んべえ
- あの人は役立たないかもヤワだもの
- 並ぶと夫婦のような君等二人
- 聞こえないと耳糞ほじくりお爺さん
- 比べると誰がだれやらこの双子
- あの子は驚かされておもらしし
- 髭を剃り男前になったよ今度こそ
- 意地っ張りは何時も負けまいと顎を突き出し
- 男から受け取った贈り物粗末品
- 夫持たなねば無意味なことださ淑女様
- 恩納なべ森を押し退けようと袖をまくり(恩納は有名な女流歌人)
- 姉さんは夫に逃げられ暴れまくり
- 着替えようやがて恋人が訪ね来る
- たまには訪ねておいでよ親の家
- 妻子にはどうやって食べさすのか怠け者
- 模合くじ当たり損ねて酒を飲み
- 姉さんは夫持ち話しに黙り込み
- あなた自身で探しておいであなたの妻
- あれが良いこれが良いと言うな皆似たりよったり
- あたなは慕われても気付きもせず
- 夜半詣は男の家門に印付け(夜半詣=好きなった男に逢いたいと寺社詣でなどをする女性)
- パニクッて千々に乱れて我が妻よ
- 強情者無愛想では誰が好く
- しらふ女は口説けない酔っ払い
- 夫婦二人仲良くしてこそ長生きする
- 女も知らず学問に夢中になっておかしくなり
- 母の乳赤子産んだら盛り上がり
- 食事も腹五分なれば背も低く
- 腹違いでも同じ兄弟さ種一つ
- 元配偶者出くわせば吐き気
- 一日中の畑仕事ほんに疲れて大変さ
- つきあいは酒を交してこそ本物さ
- 掃き掃除ちゃんとできずとも良いのさ
- もう大変帰宅しないとこの時間
- 貧乏も世間並みさ何の恥ずかしいことがある
- 只物は使っても捨てても俺の勝手
- 現代人すぐそこまでも車乗り
- 彼の子は何時どこで亡くなられのか
- 戦争で撃たれて死んだのさ
- 教えてくれどこで習うのか沖縄語
- 車棒何を恨んで叩くのか豆の皮を
- 野遊び日暮れを待つのさ夏太陽
- 眠くても酒をせがむのさ遊び人
- 金を当て無駄遣いする貧乏人
- 頭掻き風か吹けばフケが飛び
- 遊廓には目無し坊主が立つのだと(目無い坊主と男根の例えている)
- 喋ると舌を噛み切るのさ外国語
- ミミズこそ英語を書かけば上手なり
- 糞してももうろくすれば尻拭かず
- 大昔は神に守られ自由の世
- 昔は按司と城に支配され
- 唐の時代唐のもてなしで金を無駄使い
- 大和時代薩摩の妾に成り下がり
- アメリカ世地畑女までも取られ
- 沖縄はこれからどこへいくのでしょ
- 何時の世も踏みにじられぱなし沖縄は
- 天気が良くないので今日は家に籠り
- 時計の針早く出かけたくて指で回し
- 髭剃るとにきびをひっかき血だらけ
- 五月四日はちゃんちゃん子馬のおもちゃを持ってハーリー(見学)へ
- 茶髪は曾てはアメリカ人今は流行
- 赤い髪昔キジムナー今は若者
- 鉄屑を掘り当てこれは俺のだと見せびらかし
- ご飯は各々おかずは分け合い汁は具無し
- 布を織り終え乙女等は浜遊び
- ぶつけられぺしゃんこになって乗れなくなった私の車
- ボロ車修理出す度無駄金使い
- 遊び所昔野や浜今は舞台
- 元祖の事はずっと長男の管理事
- 戦争中は食料難で鳥目になり
- 沖縄人は苦しめられても凌いできて
- 心労が過ぎたのかノイローゼになり
- 戸締りはさるも差し込み念を入れて
- つきあいは遠い親戚より隣近所
- 聡明な父(またはオジサン)の考えこそ世論(一般論)
- 雨降りは家に籠もり寝続け
- 珍しや幾ら寝ても寝不足
- 雨中は運転しづらいダメ車
- 雨後は木枯しなのか寒くなり
- 人の心に近さも遠さも無い
- 夏終りどこへ行くのか浜娘
- 婆さんよパソコン向かって何をする
- このテレビどうやって点けるのか叩いてみよう
- 大変だ今の年寄り何をする
- 那覇祭り行ってもよいけど人が多くて
- 大花火ボンと鳴って肝潰し
- 吾車停めかねて(レッカー車に)引っ張られ
- 美人にかぎり必ず犬を連れ歩き
- 目覚ましが鳴りあと十分は寝られるな
- お茶一つ注げない奴が社長になり
- 山羊は米(メーと発音)が欲しいのかメートと言い
- 君等の牛 芋(ンムと発音)食べたくて ンモンモと言い
- 奴らの馬屁を放る(ヒヒンと発音)のかヒヒンといな鳴き
- 新入れ歯 付けたり外したり癖になり
- キビ畑 まだ咲かさぬか真白花
- 色黒も日傘を差し歩くオバさん等
- おっさんも若返えようと髭生やし
- 生やした髭もみな白毛で 剃り落とし
- レジ前に並ぶのを嫌がり余計後ろになり
- ゴキブリ見て肝潰す現代子
- ゴキブリを今日の良き日に殺そうと
- ゴキブリを棒で叩こうと食器割り
- 鏡見て無闇に笑う少女かな
- 食べながらカロリー計算するオバサンら
- お爺さんは食いモン残さず大事にし
- 蟻子はいくらも食べんぞ食わしてやれ
- 蝿子がいただきますと合掌し
- 甲子園には魔物が居るとほんとだな
- どうなっていたのやら松井の居ないヤンキース
- おしっこも我慢しなくちゃならぬか延長戦
- 大丈夫 親の心配 みな同じ
- 家では子供でも 外ではみな大人
- 外に出しなお旅に出せばますます大人
- コーヒーは熱い冷つたいあってもよい
- 何故に冷茶を飲ますこの浮世
- チンをして料理すます多忙の世
- 太陽様 近頃弱って 涼しくなり
- 天の川 溢れ過ぎてか 流れ星
- 月(チチと発音)眺め わが乳いただく夫かな
- ホケキョ(法華経)と鳴く深山鶯寂しいのか
- 奥方が赤面すれば真っ青になり
- 目糞取り歌を歌おうと疲れて(ウタティと発音)しまい
- 台風まで同じ道通る異常気象
- 何を求め回って歩く18号(台風)
- 沖縄もオーロラ見せてくれ太陽様
- 五枚分アイロンかけて赴任先
- 後一枚着けられるシャツ月曜日
- 電話鳴り 妻からかと 急ぎ受話器取り
- 日が暮れて家が恋しく空港に行き
- 久し振りに雨降れば嫌な湿気
- 近頃は妊娠腹の女も見えなくなり
- 以前はみな妊娠女ばかりだったのに
- 雨後は暑さが戻るセミの声
- お喋りが沖縄語でできればそれで良い
- 字余りは上手なれど舌足らず
- 今の如く盛り上げていこう沖縄語
- レストランではダイエットは中止乙女らは
- 内緒話するのが楽しみオバサンら
- 国会選挙 何を当てに投票す
- 投票は無意味だと言うなかれ
- 沖縄を愛する人にぞ投票す
- 駐車場 にわか雨で泥だらけ
- 投票所 管理人だけ誰も居らず
- 裁判官 ○×だけで △は無いのか
- 秋の空 暑さ寒さも 交代で
- 夢なのか嫌な事が多い今の世
- 気分悪く寝ていたのさ裏座にて
- 姦しい夜遅くまで鳴く恋猫
- 天井でケケケと鳴くやもり
- 馬鹿遊びは合間合間に多忙中なので
- 今だかってボーナスもあるのか羨まし
- ボーナスは上積みならず大晦日
- 薄葉 白花咲かして冬支度
- ボーナスは今のあるとさ死語でなく
- ヤブ用で
- 年末は酒が欲しくて涎垂れ
- 気をつけよう 酒が薬なら良いけれど
- 人たるもの年に追われてのたうって
- 師走は皺が増えるからこそ心配(シワと発音)する
- だけど今は霜月なれば慌てるな
- 今の人は継ぎ接ぎもファッションだと
- 赤ら髪昔はキジムン(人に似た小魔物)今ファッション
- 嫌な髭 昔馬鹿者 今ファッション
- (書くのは)久し振り 頭のぼけて 書きかねて
- 年末は皆故郷を求め嬉しそう
- 師走は忙しい分だけ時が経ち
- 昔歌 聴けば聴くほど 若返り
- デパートのサンタ見せても信じない子
- 沖縄語では見知らぬ人ともお喋りになり
- 三十年振り 逢った友人 懐かしや
- 昨日は遅くまで酒飲み頭痛になり
- この年では気をつけたまえ深酒は
- 駐車料 走らすよりも高くつき
- 十六日祭(祖先の正月)ご馳走目当てに行きました
- 姉さんは仏壇向かってユタ(霊媒)言葉
- 十六日祭 打ち紙(お供え用お金)御香 みな忘れ
- 寒くても 同じように咲く 庭の桜
- キビ葉 切り落とされた今が 美味しそう
- これほどに雨降ってもダムは水不足
- キャンプ地は寒さよりも雨が心配
- 前髪(丸坊主の反対) 坊主にされて腹が立ち
- 気が利いて 親の世話する 女の子
- パッチ着け 息も白く 鼻垂らし
- 温かくなり パッチ着も 痒くなり
- 髪を掻き フケも降るのさ 雪の如
- 霧が立ち 雲に昇りたる 心地かな
- 太陽様 霧の中では 赤団子
- テールランプ 消し忘れて バッテリー死に
- 風強く 背骨まで 冷え
- 北風よ 寂しいのかい 缶転がして
- 糞喰らえ 顎外れる程に クシャミし
- 二千円 ニセ円だと思って 使わないのかい
- 二千円 何が珍しくて 使わない
- 二千円 丁度いい位の お年玉
- イブの夜 何を慌てて デイトする
- クリスマス キリスト拝む その日だけ
- その人が 寺神社拝む 七日後
- 携帯と おしゃべり 今人は
- いらずらに 怒ってどうする 携帯と
- 携帯は 大声で怒鳴られて 可哀想
- 餅の 匂いする今日は どこもかも
- 大晦日 思い出すのことの 少なさよ
- 良い年を 迎えたまえ 又来年
- 今日の太陽 柔や軟わと照る 嬉しさよ
- 新年に 世界平和を 願いましょう
- 子孫を 思い愛すれば 平和になるさ
- 拭き掃除 去年できず 今ぞする
- 年賀状 来てから出す 癖が付き
- アケボノよ 強いてサップと しなきゃいけないの
- 幸子の羽着 開かず紅白 盛り上がらず
- じいさんの 愛犬哀れ 年を取り
- ご馳走は 正月もそれほど 変わらない
- 温暖化 寝ていた ばい菌起こし
- 水不足 やがて砂漠に なるのかな
- マッカーサーも 自衛隊派遣 マサカと思い
- 十日になっても お年玉ねだられ オレオレから
- 寝られるものか 夕べの大雨 ずっと降り
- 坂道を 滝の如く流れる 雨水は
- 昔から 夜雨の降る年 豊年(世果報)
- 申と人 同じ猿人 今年人年
- 早朝はあまりに寒く鼻つまり
- 温かくなる 昼頃が 丁度良い
- 成人式 余計子供になる者も居り
- 沖縄の(旧暦の)正月も間近 待ちかねて
- バイク音 郵便かと思い 覗いたり
- 戻って来た年賀状見てがっかりし
- 五七五 話し言葉なので 習い易い
- 何故か 余計寒くなり 日長なれど
- 昔事は記憶すれ先程のこと忘れ
- パンクしたタイヤ付け直しくたびれて
- 我が子受験を終えてほっとして
- 白毛抜き 文句を言ってから道に捨て
- 自然に落ちた耳糞大事にし
- 目眉が繋いでいても幽霊見えず
- 玉城に慶良間見える喫茶店
- 冷え込んで家の中でちじ籠もり
- 山原はあられが降り三が日
- 車まで寒いのか煙吹き
- 今のうち ダイエット前の 大食い
- 火星は寂しからずや誰も居ず
- 二号機も 加勢しに来たぞ 火星に
- 宇宙予算 何が大切地球と火星
- 松井にも大小居るという
- いいなあ 映画を一人でもみれるって
- ジェットコースターに見立てて乗ったモノレール
- モノレール客足減って指おり数え
- 駐車場もあれば乗るのにモノレール
- サギというのは白鳥ではなく人だとか
- キャンプとは米軍基地ではなくプロ野球
- 羨ましい心が若ければこそ映画好き
- 21世紀これほどもまでに世が変わり
- 人類は年取り過ぎて耄碌し
- 荷を担ぎ背骨痛めて一日休み
- 寒くても動ぜず咲く庭座桜
- キビ葉 切り落とされていまぞ 美味しそう
- これほどまで雨降ってもダムは水不足
- キャンプ地は寒さよりも雨の心配
- バナナは色黒くなってこそ食べごろ
- 乙女らは色白くあってこそたべごろ
- 暖かくなり夜は乙女の夢でも見ようかな
- 三味線を習いたての頃は弾き聞かせたく
- 帽子はぶかぶかだから飛ばされて
- 古ズボン 掴んで歩く 紐切れて
- 熱茶碗 触るや否や ひっくり返し
- 携帯は天国人の声も聞こえるか
- 昼雨は いいかげんにしろ 2,3月
- 虹柱 立っているところに 走って行き
- 長髪に 油をつけて 女の家の前
- ライブドア 生まれるのが 早かったのか
- 昔人 言う事も 聞かずうろたえて
- 髭剃れば モナリザの顔はダビンチだ
- マグレアのマリアはイエスの妻だったのか
- 晩餐の見てぞあれよと驚き
- 方言は沖縄の歴史を変えてしまい
- 棒表記 うちなあぐちは泣き叫び
- 北風に枯葉仲良く旋回
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